効率的に読書したくて読書系の本を読み漁っていた時に遭遇。
「キーワード読書」という聞きなれないワードに、「クリッピング」というこれまた聞きなれない職業のプロが書いたというところに興味を惹かれ、読んでみました!
個人的に気になった部分のまとめです。
著者の仕事、クリッピングとは?
クリッピングという言葉自体は、新聞などの切り抜きを保存する行為をさすようです。
現代では企業が広報の成果を確認したり、自社や競合の企業イメージを確認したり、広報戦略には欠かせない作業。
著者はクリッピングの外注先で、
「文章を読むプロ」として14年間、毎日朝から晩まで「アンテナを立てて、情報を漏らさず、大量の活字を読みまくる生活」を送り、クライアントに20万点以上の記事を提供してきた実績を持つ。
フォレスト出版著者ページ
とういうクリッピングのプロ。
それだけの文章を読むには当然ただやみくもに読むのは効率が悪く、ご自身で効率のいい方法を模索していった結果がこの「キーワード読書」というものです。
印象に残ったこと
- 読む前にキーワードを入れて、そこを狙って読む
- 目的がしっかりしていないとキーワードが浮かばない。自分と向き合う。
- 他人のキーワードを通して自分のキーワードを知る
- → 検索のサジェスト機能で探すメソッド
ブロガーのお友達、ラッコキーワードがおすすめされていました!
グーグルのオートサジェストだけじゃなくて、ラッコの50音検索だとたくさん見れていいよ!ってことでした。
- →→ 収集したたくさんのキーワードをグルーピングする
- →→→ グルーピングをすることで世の中の人のそのトピックに対する関心・悩みなどが見えてくる
- 文章を全力で読まない
- ビジネス書の休憩所(読み飛ばしていい所)は①既に知っていること②作者の自慢 ←(笑)③宣伝
- レビューサイトでキーワード検索することで、自分の興味と合う本を探しやすくなる
- 読書記録を付ける(著者はインスタアカウント「名もなき読書家」@no_name_bookloverで2000冊以上レビューしている人気インスタグラマーでもある)
読書後の感想
編集さんなどなく自分で全て書いた持ち込み企画という通り、文章や構成が少し拙い部分を感じました。
でも具体的な方法や自分のメソッドへの(経験に基づく)自信や、伝えたい!という気持ちを感じられる力強い本。
「自分は何を得たいのか」を明確にするための「他人の目から自分を見る」作戦、キーワード選定は特にためになりました。
気軽に実践するには少しハードルが高く感じましたが、隙間時間に関連キーワードを見るのはすぐ真似したい。
この本を手に取った時、最初はその本ごとに読みたいキーワードを選ぶようなイメージでいたけど(その方法もあるけど)、自分のスタイルとしてはキーワードは常に色々ストックしてアンテナを増やすスタイルが魅力的に映りました。
常に情報収集したいブロガーに通じるものがあるね!
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