なかなか家が理想の片付き具合にならないので、定期的に断捨離系の本を読んでいます。
今回は、お金持ちの実家→自己破産→母子家庭→自立したいけどお金がない…といういうところからミニマリストになったというユニークな経歴の持ち主のしぶさん著、『手放す練習』です。
必要に駆られてミニマリストになって、結果人生が好転したのを感じている彼の言葉には説得力を感じました!
気になったところなどをかいつまんでレビューします。
ミニマリストしぶさんの経歴がジェットコースター
彼はもともとお金持ちの実家に生まれて何不自由なく暮らしていたところに、父の自己破産…という180度生活の変わる体験をします。
その後両親は離婚して母子家庭になり、アパートでお金のない生活。
進学校に通うも大学進学で躓き、フリーターとして暮らす日々。
でもこのままじゃだめだ、自立したい、家を出たい!
どうすれば…初期費用押さえないと…と考え、
「冷蔵庫 なし」
とグーグルで検索したことから、ミニマリズムに出会います。
「そうだ、狭い部屋でミニマリストになればお金かからない!」
そこから四畳半の部屋で彼のミニマリストとしての新生活がスタートします。
「面白い・ためになる」と思った部分まとめ
- 家を狭く物を無くすことで引きこもらなくなり、歩くことで健康になる
- 「○○ガチャ」(親ガチャなど)という言葉を否定するのは恵まれている人
実際自分でコントロールできないんだから、ガチャだよね。
彼も家とお金で苦労してきたので重みがあり、共感しました!
- ツイッター(今はX)で発信と情報収集のアカウントを分ける
- 災害備蓄の賞味期限をアラーム設定しておけば、無駄にならない
- 「メルカリ読書法」:読む前に出品してしまえば急いで読むし、それでも読まなかった本は手放してOK
これ読んだ時「その手があったか!」と吹き出しました!笑
実際やるには、出品時と商品の状態が変わらないようにものすごく気を遣って読まないといけなくなりそう。
- 何もしない余白の時間に思いつくことが本当にしたいこと
内容的にはさらっと読めて、「片付けよう!」という気分になれる良書
どうやってミニマリストになるか、というよりは
「ミニマリストにはこんなメリットがありますよ、なかなかいいですよ」
というスタンスの本です。
最近片付け熱が冷めてきちゃったな~なんて人にぜひ。
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